医療保険に女性特約は必要?必要と考えられる理由や保障内容を解説
医療保険の特約の中には、女性がかかりやすい病気に対して備えられる、女性疾病特約があります。女性疾病特約が必要かは企業、個人がさまざまな見解を出しており、お申込みを悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、医療保険に女性疾病特約が必要だと考えられる理由や保障内容を解説します。保険の申込または見直しを検討している方は、ぜひ一度確認してみましょう。
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この記事の監修者
石野恆正(いしのつねまさ)
トータル・ライフ・コンサルタント
外資系生命保険会社の営業として、多くの家庭のライフプランの作成や保険の見直しサポート、新規提案などを経験。現在は独立し、生命保険、医療保険、社会保障制度を始めとする豊富な知識に加え、自身の資産運用の経験を活かしながら、金融関連記事の執筆や監修などを行っている。
女性疾病特約とは
女性疾病特約とは、卵巣がんや子宮筋腫、甲状腺疾患など保険会社が定める女性疾病で入院や手術をした際に、給付金を受け取ることができる特約です。医療保険では主契約で入院給付金や手術給付金が支給されますが、女性に多い病気で入院・手術した場合は特約で受け取れる給付金が上乗せされます。
保険会社によっては、女性疾病特約で三大疾病(がん・心疾患※・脳血管疾患)による入院も保障しています。
- ※高血圧を原因としたものを除く場合もあり
女性疾病特約が必要だと考えられる理由
女性疾病特約が必要だと考えられる理由には下記の2つの理由が挙げられます。
- 女性に多い病気に備えることができる
- より手厚い保障が受けられる
女性に多い病気に備えることができる
女性疾病特約を付けることで、女性に多い病気に備えられます。女性特有の疾患は、例えば以下の3つが挙げられます。
- 乳がん
- 子宮筋腫
- 切迫早産
各疾患の罹患率は以下の通りです。
病名 | 罹患率 |
---|---|
乳がん | 4.8% |
子宮筋腫 | 6.6% |
切迫早産 | 14.2% |
乳がんは発見が遅れると死に至ることもある病気です。乳がんは20代など若い年代でも発症するケースがあるため、女性疾病特約で備えておきましょう。
子宮筋腫は珍しくない腫瘍で、子宮の筋組織にできる良性腫瘍です。小さなものも含めると、30歳以上の女性の20~30%にみられます。
切迫早産は早産の一歩手前の状態で、早産となる危険性が高いと考えられる状態です。
万一の際に備えて、早いうちから女性疾病特約で備えることをご検討ください。
より手厚い保障を受けられる
女性疾病特約を付けることで、より手厚い保障が受けられます。具体的には、女性疾病特約で支払対象となる疾病により入院した場合、主契約の入院給付金に加えて、特約による給付金が加算されます。
女性疾病特約の保障内容例
女性疾病特約は、保険会社によって保障内容が異なります。ここでは、一般的な女性疾病特約の保障内容として以下の4つを挙げます。
- 妊娠・出産時の万が一の事態
- 乳がん
- 子宮頸がん
- 卵巣がん
東京海上日動あんしん生命保険の「メディカルKitNEO(医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)[無配当])」に付加できる「女性疾病保障特約」の具体的な保障例は、下記を参考にしてください。
メディカルKit NEO | 医療保険 | 東京海上日動あんしん生命保険
妊娠・出産時の万が一の事態
帝王切開や切迫早産などで入院した場合、一定の条件を満たしたうえで保障が受けられます。女性疾病特約に加入すれば、主契約の給付金と併せて特約による給付金も受け取れます。
出産時に異常がない正常分娩の場合は公的医療保険の適用範囲外となり、民間の保険でも保障は原則受けられません。
乳がん
乳がんで入院をした場合、一定の条件を満たしたうえで保障が受けられます。帝王切開や切迫早産と同様に、主契約の給付金と併せて特約による給付金が受け取れます。
東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO(医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)[無配当])」の女性疾病保障特約のように、乳房再建手術を受けた場合に一時金が受け取れる保険もあるので、保障内容をよく確認しましょう。
子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮下部の管状の部分(子宮頸部)に生じるがんです。乳がんと同様に、入院をした場合に、一定の条件を満たしたうえで主契約の給付金と併せて特約による給付金が受け取れます。
子宮頸がんは20~30代半ばで発症することもありますので、比較的安い保険料で加入できる若いうちに加入を検討しましょう。
卵巣がん
卵巣がんとは、卵巣腫瘍のうち悪性と診断されたものです。他のがんと同様に、入院した場合に、主契約の給付金と併せて特約による給付金が受け取れます。
特約を付けることで、女性特有のがんへの保障を手厚くできます。
女性疾病特約を付加するタイミングとは?
女性疾病特約は保険契約時に付加できます。女性は20代~40代でがんになることも決して珍しくないため、比較的安い保険料で加入できる早い段階から検討してみてはいかがでしょうか。
現在加入している保険の保障内容に不安があるなら、これを機会に保険を見直すのも選択肢の1つです。例えば、東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO(医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)[無配当])」に付帯できる女性疾病保障特約なら、女性がかかりやすい病気への備えや結婚や出産などライフステージが変わったタイミングで付加することができます。
東京海上日動あんしん生命の医療保険を詳しく見る
メディカルKit NEO | 医療保険 | 東京海上日動あんしん生命保険
※契約条件によっては中途付加できない場合もございます。
女性疾病特約の保障内容を知って、自分に合った保険を選ぼう
女性疾病特約は保険会社によって保障内容が異なり、女性疾病だけでなく三大疾病(がん・心疾患※・脳血管疾患)による入院も保障する場合があります。
※高血圧を原因としたものを除く場合もあり
「女性疾病特約は必要ない」などと決めつけるのではなく、病気のリスクを理解し、保険会社のプランを実際に確認した上で自分に合った保険を選びましょう。
自分に合った保険が分からない方は、保険のプロに無料で相談してみましょう。
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