がんを保障する商品の約款およびお取扱いの改定に関するご案内

がんの診断や治療等を保障する保険種類・特約の約款およびお取扱いを一部改定します。

改定の概要

2022年2月2日（水）より、がんの診断や治療等を保障する保険商品の約款およびお取扱いについて、以下の改定を実施します。

1. がん罹患経験者に対する引受範囲の拡大に伴い、給付金の支払事由等に関する約款の規定を改定します。
2. 抗がん剤治療を保障する特約において、対象となる抗がん剤の範囲を拡大します。
3. がん手術特約・がん入院特約において、給付金額等の減額に関する約款の規定を改定し、これに伴い、給付金額等の減額に関するお取扱いを変更します。

以上の改定は既にご加入いただいているご契約を含めて適用しますが、改定に伴う保険料の変更等はございません。

給付金の支払事由等に関する約款の改定

保険契約・特約の締結または復活の際、当社が、被保険者からの告知等により、がんの罹患歴を知ったうえで保険契約・特約の締結または復活を承諾したときは、次のとおりお取扱いします。

　 　

改定項目	改定の対象となる普通保険約款・ 特約条項および改定内容(例)
（１）責任開始期以後に初めてがんと診断確定されたことを給付金等の支払事由または保険料払込みの免除事由としている保険種類・特約については、当社が罹患歴を知ったがんを除いて、給付金等の支払事由または保険料払込みの免除事由に関する約款の規定を適用します。	対象商品および約款例①
（２）責任開始日から起算して90日を経過する日までにがんに罹患したことがないことを給付金等の支払または保険料払込免除の要件としている保険種類・特約については、当社が罹患歴を知ったがんを除いて、給付金等の支払事由または保険料払込みの免除事由に関する約款の規定を適用します。	対象商品および約款例②
（３）責任開始期前にがんと診断確定されていた場合に保険契約または特約を無効とする保険種類・特約については、当社が罹患歴を知ったがんに関して、無効規定を適用しないこととします。	対象商品および約款例③
（４）責任開始日から起算して90日を経過する日までにがんに罹患した場合、診断確定日から起算して6か月以内に保険契約者が申出を行ったときは、特約または特則を無効とすることとしている保険種類・特約については、当社が罹患歴を知ったがんに関して、無効の申出を取り扱わないこととします。	対象商品および約款例④

• (※)保障の対象となるがんの範囲は保険種類・特約によって異なります。

対象となる抗がん剤の範囲拡大

抗がん剤治療を保障する特約において、対象となる抗がん剤にがんの治療に対する効能・効果が認められた再生医療等製品を追加します。

【改定の対象となる特約条項】

・抗がん剤治療特約条項 ・特定治療支援特約条項 ・特定治療支援特約（引受基準緩和型）条項

【特約条項の改定内容】
対象となる抗がん剤の範囲拡大に関する約款

給付金額等の減額に関する改定

次の特約について、主契約の給付金額・給付金日額を減額することなく、特約の給付金額・給付金日額のみを減額することができるように約款の改定を行います。これに伴い、特約の給付金額・給付金日額を減額する場合のお取扱いを次のとおりとします。

【改定の対象となる特約条項】

特約条項	給付金額等の減額に関するお取扱い
・がん手術特約条項	給付金額の減額は1万円単位とし、減額後の最低給付金額は5万円とします。
・がん入院特約条項	給付金日額の減額は1,000円単位とし、減額後の最低給付金日額は3,000円とします。

【特約条項の改定内容】
給付金額等の減額に関する約款

改定日と既契約のお取扱い

• （１）改定日
  2022年2月2日（水）
• （２）既契約のお取扱い
  契約日（中途付加した特約については付加日）が2022年2月1日以前のご契約についても、次の場合は改定後の約款を適用してお取扱いします。

・給付金等の支払事由等に関する約款の改定	2022年2月2日（水）以後にご契約を復活した場合
・対象となる抗がん剤の範囲拡大	2022年2月2日（水）以後に給付金の支払事由に該当した場合
・給付金額等の減額に関する改定	2022年2月2日（水）以後に特約の給付金額・給付金日額を減額する場合